皮むき間伐の予行演習
8月4日開催の「丸ごとオレの山体験」イベントの準備をしてきました。
まずは、オレの山築館に山積みしてある砂利を運搬車一杯に積み込む作業。
ユンボでやれば苦もなくできるのですが、20分かけて角スコップ60杯、汗だくだく完了。
これだけでひと仕事終えた気分。
その運搬車ごと四駆の軽自動車に積んで、今度はオレの山一迫へ。
ここは森の中まで車の乗り入れができるようになりました!
一部傾斜がきつい所に、今回の砂利を敷きました。着々と形になっていくのが嬉しい。
さて、8月4日のイベントのメインアトラクションの一つが「皮むき間伐」というもの。
水分をたっぷり含んだこの時季にしかできない楽しいアクティビティです。
何のために皮を剥くか? そう、それが重要です。ひと言で言えば、枯らすため。
通常、木を伐り倒すのは晩秋〜冬にかけての季節。この時季は樹木の中の水分率がグッと
減るので、伐倒後の木材としての乾燥期間を短くすることができるからです。
同時に、丸太の重さも比較的軽くなるため、運搬その他、取り扱いが楽になる、という
側面もあります。
皮むき間伐の場合は、1年かけて木を枯らし、水分がほとんど抜けた状態で伐倒し、
人力のみで運搬しよう、という試みです。
- チェーンソーで事前にスギの木に切り込みを入れておきます。あとは引っ張るだけ。
ツルツルツルッと、面白いほど簡単に剥けます。
去年は9月初旬に同じ内容をやったのですが、今年の方が圧倒的にラクラク剥けました。
イベントでみんなが楽しんでくれる様子が目に浮かびます。
この日は他にも草や笹藪の刈払いなどを行いましたが、そうこうしているうちに、
ブーンとカブトムシのメスが飛んできて、近くの木に止まりました。
いよいよ虫たちも全軍躍動。
オニヤンマがいっぱい飛んでくれているので、アブたちビクビクです(笑)。
長谷川嘉宏のハモコミノート
株式会社壱岐産業(仙台市)の代表です。