森の朝 〜朝もやの中で〜
森の中は夏涼しく冬暖かい、ということを、実体験として肌で感じています。
ここ『オレの山築館』に寝泊まりするのは何回目だろう?
真冬でも泊るので、それなりの回数にはなっていると思います。
今回は、初日土曜日は朝から夕方まで、『オレの山一迫』のため池周りの伐採作業。
伐採そのものはそれほど時間がかかる作業ではありませんが、倒した後、池に倒れた木を
ウインチで引っ張り上げて、玉切りにして枝払いをし、払った枝を整えて設置するところ
までやると、1本の伐採に30分程度かかります。
燃料の補給やソーチェーンの目立てなど、メンテナンスもあるし、熱中症予防で水を
飲んだり休憩したり、と、合間にやるべきこともたくさんあります。
そうして少しずつ山が整っていき、訪れた人が「いいなぁ」って言ってくれる状態にまで
するのがひと仕事。大変だけどやりがいも感じます。
荒れた里山は、熊や猪など、野生動物にとっては格好の棲み処となります。
彼らには里山ではなく、奥山で暮らしていてほしいところです。
さて、そんな作業を終えた後の温泉はサイコー!
キャンプのスタート時間としては超遅い18時半スタートではありましたが、
ランタンに灯がともり、炭が赤々と燃えだすと、テンションは一気に盛り上がります?
今回は、B区画オーナーのOさんがご友人を連れてキャンプに来ており、Oさんが買って
きてくれた大量のホタテを一緒に焼いて、楽しい夜を過ごしました。
そして翌朝。
実はここが一番好きな時間です。
起床はいつもよりは遅めの5時。Oさん達はまだ起きてきません。
お湯を沸かし、まずは目覚めのカフェオレ。寒くない朝で、実に気持ちイイ!
この写真で感じ取れるでしょうか?
この日の早朝は朝もやがかかっていて、太陽はそれなりに上がっているけど、しっとりと
していて気持ち良かった。
大した料理ではないけれど、ホットサンドと2杯目のカフェオレで、またまたテンション
UP。いろいろな種類の鳥の鳴き声、カエルの鳴き声のBGMが心地良く、普段の日曜日とも
少しだけ違うGWならではの気分的ゆったり感が、いっそうの味わいを演出してくれました。
もちろん、この日もしっかりと山の整備作業を行いました。
マイチェーンソーを活用したいというSさんが来てくれて、いっしょに大木4本の伐採と
刈払いを行いました。
長谷川嘉宏のハモコミノート
株式会社壱岐産業(仙台市)の代表です。