封印された世界を救うテクノロジー
封印された世界を救う技術(ベンジャミン・フルフォード著)と言う本を読んだので紹介する。多様な未来技術について記述してあるが、特に自分が興味を持った技術についてのみ抄録している。
最近は地震が頻発しているが、地球の定常波と波長が違う電磁波を地面に放射することで地球の振動を大きくする地震兵器をテスラが発見した。これは、電磁波の縦波であるスカラー波を電離層に向ければ気象兵器にもなる。
海水から燃料を取り出す技術として、14MHzの電磁波を照射して水素ガスを取り出す。低コスト実現できれば無限エネルギーになりうる。常温核融合は基本的に水の電気分解であり、放射性物質の電子を放出して別の物質に変える。放射能の半減期を400年から400日にでき、福島原発事故の事故処理を革新的に短縮できる。
石油資源の枯渇を教えられてきたが、未だその気配はない。石油については、バクテリア説にせよ無機起因説にせよ無尽蔵に石油はある。
宇宙技術について、ハヤブサ2のイオンエンジンとは、磁界と電流が直交すると垂直方向にローレンツ力が働き、その力をロケット推進力にしている。ソーラーセイルとは、物体を押す力がある光(太陽光)を受けて推進する宇宙船である。
まもなく、AIが人間の知能を超えるシンギュラリティが2045年には起こる。セックス・ロボットは精巧に出来ており、これは人類を滅亡に導くだろう。
寿命については、サーチェイン遺伝子を活性化しサーチェインを増やせば寿命が延びる。空腹、低酸素、温熱、運動がサーチェイン遺伝子をより多く発動できる。
中共の国家資本主義については、経済の実際は民間に任せれば良く、国家は経済の行方を示すビジョンを示せればよい。1991年のソビエト連邦の崩壊で実証済みである。
これまでテクノロジー技術が歴史を作ってきた。鉄砲伝来(1543年)により日本の戦国時代は終結し、蒸気船の黒船来航(1853年)で鎖国が終わり、原爆投下(1945年)で第2次世界大戦が終結した。コンピュータが私たちの働き方を変え、インターネットは情報空間を狭めている。ウィルスワクチン開発や原子力発電事故処理など課題解決に新しいテクノロジーが活用されることを期待し、私自身もその後押しをしたい。